山仕事と、ちょっと介護生活

かみさんが要介護になっちゃって。サラリーマン辞めて、ちょっと介護しながら山仕事生活してます。

ロープ高所作業(樹上作業)特別教育の講習を受講しました♬

やっと。やっと一歩。比較的近くで講習の案内があり。もうソッコーで申し込み。

 

比較的近く、っつか、たまたま今の息子のアパートから車で数分の場所で。

「カレー作りすぎちゃって、しばらくカレー食ってました♬」

って言う相方と2人、一晩泊めてくれって息子に頼んだら、

「全然良いけど、カレー作りすぎたから2人で食ってくれ」

という悲報を相方に伝え。

ちなみに、講習終えて帰ったら、ウチもカレーだった( *´艸`)

 

アーボリストの方々のいろんな話を聞かせていただき。

まず、感想を簡潔に言うと。

 

すんげ―疲れた

講習内容と違う話で

 

まず講習の中身から感想を。

浅い情報から、

ロープに体を預ける時は体の2点を支えること

という決まりになってしまったと思っていて。それも、腰と胸の2点。これだと、樹上で体の動きが凄く制限されてしまい、むしろ危険な目に逢いそうだと思ってて、どうやって作業してるんだろうかというのが俺的に最大の疑問点だった。

それに対して説明もあり。非常にグレーであるということ。

アーボリストトレーニング研究所の皆さんが、おそらく相当な苦労と膨大な知識と経験から導き出した回答が、こうであるが、まだまだ当然改善の余地はあり、情報の共有をしつつ、みんなで改善していきましょう的な感じ。実際の現場でも、その理論が通ったり通らなかったりってこともあるそうで。やっぱ臨機応変に、みたいな。

ヘタレ役所のクソ理論で現場も知らずに法で縛ってしまった感がある今回のこの件。

駄目なものはダメだと言われれば、工賃を数倍いただいてやるしかないわなって感じ。

作業してる側だって死にたくてやってるわけじゃないし、不幸にも事故に遭われた方の情報を共有分析し、今現在の最適解を共有して作業してるから。説明しろと言われればできるけど。納得してもらえるかは別の話という、なんとも言えない感じの講習で。

 

でもやっぱ、こだわって、ロープ高所の講習を樹上作業に寄せて講義してくれる講習にして、本当に良かった。

そういうリアルな話をみっちり聞けて。

なので、かなりの回数改定してるみたいです。

 

そして、何故この仕事に関わるようになったのかの、講習から行くと脱線した時の話。

 

メガソーラーの開発のための皆伐をやった時に。

今まで大事に育ててきた樹木、自然の中で長い年月をかけて育った樹木を、大量虐殺してるわけで。木が好きで始めた林業で、やっぱ、んー、、。で、木を活かす、活かせる提案ができるアーボリストやってます的な話がありました。

もう、今の俺と気持ちがダダ被りで。

 

俺も、メガソーラーの皆伐やった時、すっげぇ嫌な仕事だなと思いながら。山を整備したいと思ってこの業界に入ったのに、整備どころかぶっ壊してるじゃんって。

無駄に木を殺して、バイオマスだか何だか知らねぇけど、利用できる木材まで何でもかんでも燃やしてしまう、知ってる限り最高にコスパの悪い利用をし。その燃料になるまで何十年かかったと思ってんだろか。何十年分を数分で消してしまう利用方法の何がエコなんだか。

住んでた動物たちの住処を無くし、毒をばら撒き。SDGsってなんなんだ。

殺さなくても良い樹木まで殺すこと無いだろ。って思いながら仕事してて。今。

 

人間という、地球史上最悪で極悪な生物が手を入れてしまった自然だけは手を入れ続けなければならないと思っていて、ただそれでも、共生できるならば共生の道を選びたい。

が、剪定するだけで良い樹木でも、法的に登ってはいけなくなり、尚且つ選定の知識も無いので、障害となる樹木を倒すことを仕事としてきて、何でもかんでも残せばよいとは言わないが、残す道があるのならば、提案はしたい。その提案をするための技術が、

アーボリカルチャーなのかなと。

 

ロープ高所作業の講習を受けておきながら、相方と、帰りの道中3時間。

ずっと、そのことを話して帰ってきました。

 

でもこれ、おそらく一生かけても解決しないテーマで。俺一人騒いだところでどうにもならないテーマで。

まぁ今、見る限り、今この瞬間(せいぜい先10年)が良ければそれで良いと、自然を壊していくことが進化だと思ってる、極悪生物人間(笑)は、今後も考え直すことは無いんだろなと思いつつ。

 

俺は俺で。イヤシロチ(簡潔に言うと、人も動物も元気になれる土地)を少しでも増やそうと。

I・P、イヤシロチプロジェクト、活動していこうかなと、思っとります。

 

と、奇麗にまとまった(のか?)ところで。

今回、講習に参加させてくれた、講習を開いてくれた

ジュンツリーサービス

の方々、そして一緒に研修を受けた皆さん、とても貴重な時間を、ありがとうございました。これからまた、お世話になりたいと考えています。今後とも、よろしくお願いします。

 

 

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