2024年の、ブログタイトルっぽい記事一発目( *´艸`)
最近の林業は、重機在りきになってきていて、林産(倒した木を材として運び出す)始まると、たくさんの重機が山を走り回ります。
作業道を造る重機が入り、道を作り、重機で木を伐り倒し、重機で長さを測って玉切り、重機で運搬車に積み込んで運び出す。
でもね。
日本の山は、いや造林した山は、その昔、後先考えずに(たぶん)とにかく植えまくったおかげで、搬出するためにとんでもなく経費がかかる場所だったり急斜面すぎて重機がたどり着けない場所も多々あります。
そんなところは結局人が行かなきゃいけなくて。
俺はその人が行かなきゃいけない場所に特化して仕事を受けてます。
何故なら、そっちの方が競合が少ないから。それに、重機で山を壊して歩くのがどうにも好きになれなくて。できることなら乗りたくないから。
いや、造林地は自然ではないので、人口構造物なので、重機で道を切り拓いて行くのは間違ったことじゃないし、当然のこと。悪いことだとは思ってないです。
そもそも植えたのが悪いとは思ってるけど。
で。
そっちに特化してるってことは、重機がたどり着けない、すげぇ奥の方だったり、一般の人が、崖っていうような急斜面だったりするわけで。
あとは、重機が伐り倒すとか玉切るって言っても、機械は規格ってのがあって。その規格より大きい場合、倒せなかったり玉切れなかったりするんで。そんなときも人の、俺たちの出番です。
要は、
平坦で作業しやすいようなところで作業しやすい木を相手に作業することが滅多にないってことよ( *´艸`)
なので、安全のためとか、作業効率向上のために、予期せぬトラブルに対応するために、できるだけ多くの道具を持って行きたくなります。奥の方までね。
となると、運ぶ手段も考えなきゃいけなくなります。急斜面も当然多いので、両手はできるだけ空けたいし。
で、ウチらの道具、チェンソーとその燃料を運ぶ道具として、知ってる限り最高なのが、モンベルの背負子。
これに、チェンソー用のアタッチメントを付けてチェンソーとか燃料とか運んでました。
が、これはチェンソーを運ぶには最高に良いんだけど、チェンソー以外のもの、弁当とか飲み水とか積むところが無い。隙間に突っ込むにしても、どうにも積みようが無くて。
色々考えてたんだけど。
先日、いつものエイアンドエフさんにフラッとお邪魔して物色してて目に付いたコレ。
この、オレンジのやつね。
コレ、リュックの外にちょっとしたものを抑え込むアイテムで、ヘルメットとか服とかを挟んでしまうもの。
これの実物をたまたま見た時、縛る紐がすげぇ余ってることに気付き。
もちろん生地は分厚くて、無駄に丈夫。さすがミステリーランチ。
コレを、ショップの店員さんと、どうやってクーリーに取り付けるかお店で色々試行錯誤。
で、こんな感じでどうでしょうってところまで来たので。
お試しで買ってみた。それほど高いアイテムでもないし。
で、付けてみた。そしてチェンソー背負ってみた。
こんな感じね。ちなみにこれは550XPGmarkⅡ。
ぴったりです♬
どうしても、多少はズレたりするけど。
当然リュックの中には弁当と飲み水2リッターくらいとカッパが入ってて、外の4つのポケットに燃料3リッターとチェンオイル1.5リッター入ってます。
まぁまぁな重量だけど、そこはミステリーランチ。重さをそれほど感じずに背負えます。
リュック自体はまだ余裕があり、もうちょっと何か持てます。
ちなみにこれは572XP。
イケます♬
ただ、取り付け部が、
縦に入ってるウェビングっていうのかな?細いところに取り付けてるので、生地の方がちょっと負けそうで。ココは要検討ですね。上の写真でわかるかなぁ。
今のところ、これが凄く良くて。
もう一つメリットとして。
ミステリーランチのリュック全般に言えるんだけど、色が地味で、山の中の背景に溶け込みやすい色が多くて。リュックを降ろして作業して、ちょっと離れるとリュックを見失うことが多々。
それがこの目立つオレンジで視認性も大幅にアップします。
このアイテム、別にミステリーランチのリュックじゃないと取り付けられないってことは無いので。引っかけるところさえあればどんなリュックにも取り付け可能だと思うので。
なかなかおススメなアイテムだと思うんですが。
いかがでしょ( *´艸`)