山仕事と、ちょっと介護生活

かみさんが要介護になっちゃって。サラリーマン辞めて、ちょっと介護しながら山仕事生活してます。

無事福島に帰りました 熊本物資運搬を終え  裏話(*^^*)その2

はいそゆわけで。昨日の続き行きます。

 

そんな感じで。俄然やる気が満ちてきたのを、一瞬で心を折る物量(;'∀')

いやもうね。見た瞬間、1人じゃ無理でしょ。

どうしよう。どうしよう。考えろ考えろ。どうする?どうする?

いや無理。つかもうじき雨降りだすし。作業スペースすら無いし。

よしまず作業スペースを確保することを考えよう。

 

無きゃ作る。

 

愛知で教わった、山で教わったこと。

こんなこともあろうかと無駄に色々持ってきた。

使わねぇだろと思ったけど一応持ってきたでっかいブルーシートを屋根にした。

屋根がかかったところで。ちょうど休みだったからと言って、手伝いに来てくれた2人の天使!(と一応言っておこう)

さすが主婦2人!服とかタオルとかをあっという間に畳んで片付けてくれる。

はやーい!

長い時間居れないからと、一気に布系を片付けてくれた。これで半分くらいは片付いた。もう半分。ボチボチ進めて、次の日には終わる目途が立った。

 

で。その日の夜。

うちの部屋が空いてるので使ってくださいって。

そのスタッフ女子さんに。

え、あ、あー、はい

あの目で、遠慮しないでという目に押されました。

ちゃっかりお世話になり。お邪魔したは良いんだが。

やっぱね。そりゃね。

緊張したさー(*ノωノ)

もうずっと部屋の隅で体育座りさ( *´艸`)

着いたらすぐビール出るし(嬉)今まで家でそんなことしてもらったことねぇし(照)

照れ隠しにお子様たち弄ってみたり(n*´ω`*n)

シャワー借りて。おまけに洗濯までしてもらって。

「疲れてるでしょうから、部屋でお休みください」って。

いやいやダンナさんに挨拶くらいしなきゃでしょ。

「今日主人は遅くなるって言ってましたから」

コレ、ココだけ切り取って読んだら変なヤバい小説みたいだぞおい(鼻血案件)

コレは早々に部屋に籠らなければ!で、部屋でダンナさんを待たなければ!

と思って頑張ったのに。

寝落ち

それでもなんとかダンナさんのお声がけに気づき。

「一杯どうですか?」

なんて言われちゃって。

東北って行ったことないなーとか、林業ってどんなん?とか、まぁ話が盛り上がっちゃって。一杯どころか何杯だったんだろか。

ダンナさーん。

楽しかったぞー!(^^)!

いやーもうね。運転を助けに来たんだが。仲間の仲間を助けに来たんだが。

もうこっちがすっかり元気をもらってる。

昨日といい今日といい、元気玉がどんどんデカくなる。

みんなに、ありがとうーありがとうーって言われるけどさ。

ホントに4人で運んだ感は無く、みんなのでっかい後押しで押されて勢いついてるからね。たまたまハンドル持っただけで。みんなで運んだんだよ。間違いなく。

 

そのでっかいみんなの重い想いを背負って。

出発はもう、みんなテンションマックスよ。

(若干俺疲れてたけど。んなこと言ってられねぇし)

走って走って。疲れてきた。けど、もう少しもう少しって。気合で車を走らせ。

もうこの辺でってなったのが、広島。夜も11時ちょっと前だったかな。

Google先生にお世話になり、トラックの止められるホテルを探し。

はらへった。なんか食おうと思ったら。店閉まってて( ;∀;)

適当に入ったお好み焼き屋さん、サラダ油コッテリで、ちょっとみんなゲッソリ。

みんなね。自然食品慣れしてるからさ。特に油。

hourokuya.com

ウチらのチーム、みんなこの油。ナンボ食っても、胸焼けしない。

ちなみに、俺の兄貴分です。愛知に居た間、とんでもなくお世話になった。

この兄貴と交代しながらトラックを進めた。

些細な料理が、油をこれに変えるだけで別物になり、ナンボでも食える料理になっちゃう。

んだが、まぁそんなことも言ってられないんだな出先では。

次の日、しんどい朝を迎えるも、俺らにはその日のうちに何としてでも物資を届ける使命がある。

出発前に貯めこんだ元気玉を削り、走って走って。

昼過ぎに目的地着。

 

今回の支援物資、ものすごくピンポイントに、センターとかに持ってってどうぞじゃなくて。あくまでもスタッフ女子さんの実家付近、そしてその先輩後輩たちがやってる団体に届けるという、言ってしまえば親戚に持ってくようなもん。だからやっぱ物資に籠る気持ちが違う。やっぱなんだかんだ言っても、使う人の顔が見えるって、情が沸く。だからこっちもカラダが動く。疲れてても気持ちでカラダが動く。

指名でこの人に渡してくれっていう物資、その団体の人らも知ってるツレだったりして。知らない土地でどうやって家探そうかって考えてたのも、行ってくれて秒で解決。

もう一軒は、ウチらが運んだ。

看護師さんのとこ。

タイミングが、すんげーピンポイントな指示で。

物資受け入れ拒否を表明したという、クソ院長の目をかいくぐってでも患者さんを助けたいという意思がヒシヒシと伝わる。

ただ、あまりにもピンポイントすぎて、ちょっとズレちゃって。ごめんなさい。それでも、お姉さんが対応してくれた。

ありがとうーありがとうーって。

さらに、何にもなくてって。こんな物しかなくてって。くれたたくさんの自作コースター。こんな物って。こんなに思いが詰まったもの無いだろ。もうその気持ちだけで。

その前に、目もうつろなばあさんとか、お母さん見てるだけに、もうホントに手助けできないのが悔しくて悔しくて。

荷物を降ろしてトラックを出した数分後、依頼主の看護師さんから電話。

スマホから聞こえる声。

「ああああーーーーーーーーーーーー」

って。でも分かった。言葉にならないありがとうの気持ち。本当に切実で。苦しいとか辛いとか、いろんな感情が詰まった叫び。

 

俺的には。

本当に会えなくて良かったと思った。

もうね。もし会ってたら。

全てを投げ捨ててでも

ケッコン申し込んだかもしれない(/ω\)

あぶねー

あぶねーわ。

危険だわ。

 

 

危険だぞ人吉女子!!!

 

惚れる要素がありすぎるぞ!

未婚男子は気軽に近づけないぞ人吉!!

人の道を踏み外して移住するとこだったぞ!

 

そんな道を踏み外しそうになる前に、後ろ髪引かれる思いで人吉を離れ。

 

トラックを止められるホテルがあると紹介されたホテルに向かう。

地元の人に聞いたら、みんな、「マジすか!」って言う。

うん。土地勘が無いって素晴らしい。

人吉から高速で1時間以上離れたホテルだったよ( *´艸`)

しかも。ついてビックリ。

見渡す限り建物が無い!

 

 

というところで。

またネタがあるんで。

また次回( *´艸`)

 

 

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