今日は講習を受けてきました。
いや山仕事やっててなんで農薬管理するのよって、言われることあります。
はい。
世間一般的な農薬、畑に撒いたり除草剤撒いたりとか。
知りません(*^^*)
どういう薬を使うのかというとね。
山に植えた木がでっかくなって、全部伐って資材として売れていきました。
山がハゲになっちゃいます。だからまた木を植えます。
スギとかヒノキとか。ま、他にもあるけど。
山に植えるときって、ちっさい苗を植えます。
葉っぱも柔らかいです。スギはチクチクするけど、ヒノキとか柔らかいです。
人様は食わないけど。
シカさんとかは大好きなんです柔らかい葉っぱとか新芽。
で。ちっさい苗なんで、人様が苦労して1日で1人300本植えたとして、3人でやったら900本。
シカさんに見つかったら一晩で全滅( ;∀;)
なので、シカさんが、食いたくねぇぞコレ!って思うようなくっさい薬を撒きます。
確か古い牛乳みたいな匂いがする薬。忌避剤って言います。
あと、広葉樹、コナラとかカエデとか植えると、ウサギさんが悪戯して苗木を噛んじゃいます。刃物で切ったように、スパッと切られます。だから、噛まれないように、くっさい匂いがする薬、撒きます。
確かタマゴが腐ったような匂いのするやつ。
あと、今までやったのは、コナラが枯れまくる原因の虫が発生しちゃった場合。
枯れ始めたコナラを倒してシート掛けてとんでもない硫黄の匂いのする薬を撒いてシートで覆っておきます。コレはもう、凄まじい匂いで、俺が死にそうになりました。
とかまぁ、山仕事やってても、たまーに薬使ったりします。
で、数年前に、薬使うんだから、会社で1人くらいは薬のこと勉強しとけよってことで、役所から指導がありました。
なので、取りました。
この資格、確か3年で切れるので、更新しなきゃいけません。
すっかり忘れてたけど、役所から手紙が来て。
なので更新しとくことにしました。
2時間講義を受けて。
実際中身は、やっぱ畑にどうやって撒くかとか、どれが使えなくなったとか、そんな話ばっかで。おもろい話ではなかったです。
でも。一応全く知らない話なんで。ほうほうと思いながら聞いてて。
農薬って、今どきの農薬は、撒いても微生物にソッコー分解されるから異常に大量に撒かなきゃ大丈夫と言いながら、上の表の説明のとき、撒いた農薬は回り回って結局土壌汚染に繋がりますって説明になって。
だったら撒かなきゃいいじゃんって思うのが普通だし、その通りなんだけど。
そう言えず、モゴモゴ歯切れの悪い感じになりながら、結局、できる限り量は減らしましょうとか、間違って撒いたりしないでねとかっていう締めになってました。
そうだよね。
でも、農家さんの苦労を考えるとね。
人は楽するためとか収穫を安定させるためとかのために、頑張って開発してる。
おそらく周りは農家さんばっかだったんだけど、質問とか聞いてると、撒きたくねぇんだけど的な内容とか、あったから、農家さんもいろんな葛藤を持ちながら仕事してるんだろなーって思いました。
そりゃ農薬なんか撒かないほうがね、安心して食えるさ。
収穫できたらな
全部虫に食われたりとか、天候不順で野菜が弱ってたりするとね。あるのよ。
友人に農薬不使用の農家さんとかいるから、大変なのは知ってるつもり。
手間が何倍もかかる野菜たち、虫に負けずに育ってくれた野菜の美味さ。
そして収穫量の少なさ
難しいよね。農家さん、収穫できなきゃ収入も無いんだから。
確かに農薬なんか食いたか無ぇけど。
うーん。
難しい。