山仕事と、ちょっと介護生活

かみさんが要介護になっちゃって。サラリーマン辞めて、ちょっと介護しながら山仕事生活してます。

かみさんが倒れてからをまとめてみるその6

もうね。

お役所に振り回されてね。かなりフラフラで。

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それでも生活は止まらない。子供らは学校行くし。メシ食うし。

 

みーんなに言われた。

息子と娘に、家事を分担してやってもらうんだよって。もう、できる歳だし。倒れる前にちゃんと分担してやるんだよって。

 

まぁ動かないわな(´∀`*)

 

でも、気が向けばやってくれてたし。最初は怒ってたけど、怒っても動かないもんは動かないし。みんなにも、子供らはちゃんと手伝ってくれてるよーって言っといて(´∀`*)

 

疲れてて、どうしても手が回んなくて、つか動かなくて。家の中は徐々に歩くところが狭くなってきて。おかず作っても、味付け忘れたり。

娘はストレートに、不味くて無理要らないとか荷物邪魔だとか言ってきた。荷物の半分は娘のだったが。

息子は、不味くても、自分で味付けたりして食べてくれた。荷物も何も言わず。ゲームに没頭(´∀`*)

 

ちょうど役所に振り回されてた時。

娘のスマホが調子悪いと。

小6にスマホなんて預けたくなかったんだけどね。

病室にいるかみさんとLINEでコミュニケーション取れるからね。

かみさんの希望で。しぶしぶ。

で、なんだか分かんないままガシガシ使うから。異常に重くなったりしてるし。

そんな処理をしてる時見ちゃった。

 

きょうだい3人のグループLINE

 

おやじクソうぜぇ

メシもまともに作れねぇのかよ

家事とか振ってんじゃねーよ、てめーでやれっつうの 

使えねぇー

居なきゃいいのに

ただ邪魔

ありゃーダメだわ当てにすんな

ご愁傷さまです

 

その他もろもろ・・・

 

心が折れました

 

動けませんでした

それでも動かなきゃ

なんとか身体を動かして、家に居る息子と下の娘の部屋に行きました

そして、もう顔も見たくねぇし、居なくていいってんならいなくなるから、勝手に生きて行けっつって、とりあえず俺は家を出ました。行く当てもないのに(´∀`)

出てすぐ上の娘から連絡がきた。何考えてるの?と。

こっちが頼んで産んでもらったわけじゃない、勝手にそっちで産んだんだから、責任持って家事をやれと。飯を出せと。子供が自由に生活しやすいような環境を常に作っとけと。できなきゃキッチリ金銭で解決だと。出ていくなら、カネと家政婦くらい用意しろと。

 

もうね。マジで折れました。キレる元気すらなく。

 

それからしばらく。子供らが寝静まるまで外で時間潰して帰る日々。

帰らないとたくさんの書類が処理できないからね。

 

数日過ぎたころ、実家から電話来て。

何をやってんだと。

遠くにいる上の娘から電話があったらしい。

クソオヤジが育児放棄していると。

んで。親には俺の言い分を話す。実はこうでこうでって。

ウチの親からは、今、俺の子供たち3人まとめて反抗期が来ていると。

確かに何かできるようで、何もしない子供らだと。その程度の話をワンパンでさらっと流せる精神状態じゃないのは容易に想像がつくが、ココは踏ん張りどころだろと。何があっても親である以上、絶対に切れないんだから。

それと、一つ大きく間違っている部分があると。

お前は一家の主である。出ていくのはお前じゃない。そういう状況ならば蹴飛ばしてでも子供らを追い出せと。

そして。

ちょっとカネ入れといてやるから。とりあえず駅前で飲んで来いと(´∀`)

子供らを蹴飛ばして追い出せというオカンにせよ。

とりあえず駅前で飲んで来いというオトンにせよ。

そんな話を電話でしてもらえたのはありがたかった(´∀`)

飲みになんか行ってねぇけどな結局(´∀`)

 

って、言われたものの。

なかなかやっぱ帰りにくくてね。何週間か経った。

 

でもこのままじゃマズいし。

どうしようかと思って。

ある日、夜にシチュー作っておいた。子供らの昼メシにと思って。

肉とか結構奮発したりして♬

朝イチ出かける前に、息子に声かけて。2人で食えよっつって。

 

 

その昼!

 

 

下の娘からLINE!

たった一言、「ぱぱたすけて」

 

は?なに?

 

返信しても返事もなく。家まで2時間程度の現場にいたので、すぐ帰ることもできず。

いっそいで帰ったよ。

家に着くなり、すんげぇ臭い家の中の匂いにビビってた時、子供ら二人二階からタタタタっと走って下りてきて。

息子が「ぱぱごめんなさい。シチュー食えなかった」

なにがあったんだ?って聞くと、昼にシチューを温めようとガスに火をつけ、二人でスマホいじっててすっかり忘れちゃって。煙が凄いことになってから思い出してガス切って。真冬に家中換気して。シチュー見たら見たことない黒さのシチューになってて。それをどうにか食おうと知恵袋で調べまくって、乳製品足しまくってみたもののやっぱり食えなかったと。ごめんなさい。だってさ。

 

 

だぁーーーっはははは

(超絶爆笑)

 

底の厚い圧力鍋が、すんごい紫色に変色するくらいだから、火事にならなくて良かったわ(´∀`)

しかもその圧力鍋、サテン仕上げしたみたいに金ダワシで磨き込んである。これおそらく半日磨いてたんだろな。

一応ね。火事の恐れがある行為だったこと、食材をムダにしたこと等、チラッと小言を言っといて。一応ね。

できる限りのリカバリーをしようとしたこと、そしてリカバリーできるだけしたことを評価。

2人で一生懸命考えたんだろなー(´∀`)

晩メシもシチューのつもりだったから。そんだけの量作ったから。晩メシ無くなっちゃって。

みんなで寿司食いに行ってきた♬

 

ま、そこからはちょっとづつ会話を交わすようにしつつ。今までよりかは距離を取りつつ。なんとか生活してました。

仮面親子(´∀`)

 

もうちょっと続く(´∀`)

 

 

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